長所を伸ばしてあげよう!
- 2018年09月19日
最近ちらほら、発達障害の文字を目にするようになりました。テレビ番組などでも取り上げられるようになったからか、発達障害だったと告白する芸能人や一般人。
病名が出来れば、その患者は増えるのです。医師会の策略ですね。
~障害、~症候群、~症はどんどん増える一方です。発見してよい病名もありますが、精神科は少し異質です。
ブログなどでも
『うちの子は発達障害!』と告白している方がいらっしゃいますが、お子さんが可哀想です。
発達障害の子の奮闘記みたいなものを載せて、気持ちが良いのでしょうか?
発達障害の方のコミュニティを増やしたいのかもしれませんが、言えば言うほど、それに近づいてしまうのが人間です。また、発達障害だから出来ないのは仕方ない、当たり前だ、と胸を張っちゃってる人もいらっしゃいます。。
これは悲しいですね。
鏡に向かってブスだーブスだーと思えば、ブスと思い込むし、私は美人だー美人だーと言えばそれに近づいていく。
不思議なもので、出来ると思い込めば、出来る気がするし、出来ないと思い込めば、出来なくなるのです。
子どもに対しても
『牛乳こぼさないでね!こぼしたらダメよ!』
と伝えると子どもはこぼすのです。
一種の暗示ですね。
だから牛乳をこぼしてほしくなかったら
『しっかりコップを持って歩いてね、ゆっくりだよ!出来るよ!』と言うと
出来てしまうのです。
先ほどの話に戻りますが、
発達障害と診断されたとしても、変わってる子だなあと思っても、ブログに発達障害!と連呼せずに、奮闘記を書けばいいのです。
意識的に発達障害と思うと、もっともっとお子さんが発達障害になって行ってしまいますから。
もともとは発達障害なんて言葉はなかったのです。精神科医が作った病名です。そこに少しでも当てはまるからと言って、我が子を発達障害と決めつけて、特別扱いするのは問題です。
小さなことまで含めたら、ほとんどの人間が発達障害になってしまいます。障害がない人はほぼいないと言っていいですね。それくらい解ってないことも多いし、グレーゾーンが広いのです。
しかし、そこをどうにかするのが親の役割です!
しつけの腕の見せ所です。もし、短所が多動症があるとか、コミュニケーションが取れないなどがあるならば、その短所は置いといて、長所を伸ばしてあげる。性格のグラフで言えば、長所を伸ばして、割合を多くしてあげれば、短所は小さく見えてくるものです。
必ず誰でも長所があるのだから。
そして、自信がついたら短所を治していってあげる。
治すと言っても完全に排除出来るものではないので、短所も長所と捉えてあげたり、理由を説明しつつ、少しずつ社会に馴染めるようにまで持っててあげます。
ネガティブな方ばかり気にしてないで、可能性に目を向けましょう。きっと何かが変わっていくのを感じられるはずです。